40〜50代の人によく発生する症状。
腕を一定の角度まで上げると痛み、それ以上腕を上げられなくなる。
単なる肩こりとは異なる症状。動きが制限されるところに特徴がある。
また、おおむね半年から一年ぐらいで痛みはおさまるが放っておくと肩関節の可動域が小さくなってしまうので痛みのある間に適切な治療を行っておくべき。
原因不明で肩が痛くて上がらない症状を五十肩と呼んでいるが、多くの場合直接的な原因はローターカフをはじめとする肩甲骨周辺の筋肉の機能低下であると考えられる。
解剖学的に肩関節は腕を前に90度まで上げると腕の骨(上腕骨)と肩甲骨の一部(肩峰)が干渉してそのままでは腕があがらない構造になっており、それ以上腕を上げるためには肩甲骨が動いて肩峰を横に避けてあげる必要がある(肩甲骨の上方回旋)
この動きは通常は無意識で行っており特に意識することはない。
ところが、ローターカフを始めとする肩甲骨を支えている筋肉達が機能低下(緩むことが出来なくなったり筋力が衰えるなど)してしまうと 肩甲骨が自動的に動かず上腕骨と肩甲骨が干渉してその部分に炎症や痛みを感じることになってしまう。
なので、肩関節が悪いのではない。
ましてや、年齢の問題でもなく肩甲骨を動かさない生活を長く続けたことが最大の原因であると考えられる。
これらの筋肉の弛緩もしくは活性化が必要。
一度上がらなくなってしまった場合はまず施術医院などで筋肉を調整して動くようにしてもらってから 肩回し運動をやって肩甲骨周辺を使ってあげるようにする。
予防としては腕を上にあげたり肩を回したりといった運動を日頃から行っておくべきである。