からだは敏感ですか?
昔、試しに野菜しか食べない生活を半年ほど続けたことがあります。その間、肉・卵はもちろんパンやお菓子などの加工食品もできるだけ食べないように頑張ってみました。
そうすると、味覚がかなり敏感になります。
例えばコンビニ弁当は味が濃すぎて全く美味しく感じなくなったり、焼き芋を食べるとサツマイモの甘さが強烈に強く感じたり・・・といった感じです。
この経験を通して、僕たちは普段からかなり濃い味に慣れた生活をしていることを痛感しました。
これは何も味覚に限ったことではありません。
昔、試しに野菜しか食べない生活を半年ほど続けたことがあります。その間、肉・卵はもちろんパンやお菓子などの加工食品もできるだけ食べないように頑張ってみました。
そうすると、味覚がかなり敏感になります。
例えばコンビニ弁当は味が濃すぎて全く美味しく感じなくなったり、焼き芋を食べるとサツマイモの甘さが強烈に強く感じたり・・・といった感じです。
この経験を通して、僕たちは普段からかなり濃い味に慣れた生活をしていることを痛感しました。
これは何も味覚に限ったことではありません。
重いモノを持ったり運動した入りして疲れていくると段々と筋肉が動かなくなってきます。
この理由として一般的には、
筋肉への酸素が不足すると乳酸ができる。
↓
強度の高い運動では乳酸がたまり筋肉が酸性になる。
↓
筋肉が酸性になると収縮できなくなる
↓
それが疲労して動けなくなることだ
と言われています。
でも、「乳酸は悪者ではない!」という理論を提唱している人もいます。
それが東大の八田秀雄氏。
その理論では「乳酸は疲労物質よりむしろエネルギーだ!」と書かれています。
これは少し驚きの理論ですね。
詳しく内容を見ていきましょう。
最初に説明した疲労のメカニズムでは「酸素が不足するから乳酸ができる」と書いています。
ところが現実は違うようです。
糖は最終的にATPとよばれる物質に変換されて筋肉を動かします。
その流れが下。
糖
↓
ピルビン酸に変換
↓
それをミトコンドリアで処理
↓
ATP完成!
運動強度が高くなるとピルビン酸はせっせと作られます。
でも、ミトコンドリアの処理能力が追いつきません。
そうすると「あふれた」ピルビン酸が乳酸に変わってしまうのです。
これは乳酸は酸素不足でできるのではないということを示しています。
一方、この乳酸は酸素を使うことで再びピルビン酸に戻りエネルギー源として利用されます。
残った料理を冷凍保存しておいて後で解凍して食べるような感じですね。
エネルギーの冷凍保存が乳酸で、酸素をもらって解凍。
そうすると、乳酸を老廃物と呼ぶのはあまった冷凍食品を生ゴミに捨てるようなものですね。
さらに面白いことに、速筋線維は乳酸ができやすく、遅筋線維は逆に乳酸をエネルギーとして利用しやすいそうです(ミトコンドリアの数の違いによる)
だから強い運動の後には軽い運動をした方が乳酸が速く分解されるんですね。
経験的にも納得のいく話です。
また、筋肉が酸性になると動かなくなるという話も怪しく、こんな実験結果があるそうです。
その実験では筋肉を電気刺激で収縮させます。
収縮を続けるとだんだんと筋が疲労して力が出なくなってきます。
このとき筋も酸性になっています。ここで筋を数分休ませると再び同じぐらいの力がでます。
でも、このとき筋肉はまだ酸性のままなのです。
このことから考えるに
酸性=筋力低下
とは一概には言えないようです。
筋肉が疲労すると乳酸以外にもいろいろな物質ができます。
だから、上に書いたことから乳酸が主役というのはかなり怪しい説みたいです。
じゃぁ、疲労(高負荷の運動時)の本当の主役は?
という疑問が出て来ますね。
著者は「リン酸」を有力候補に挙げていますが結論としては
「疲労」は「複雑系」で単純に一つの理由に絞り込めるものではない
と書いています。
一つの理由で単純明快になって欲しいと誰もが思うことです。
でも現実はなかなかそういう訳にはいかないようですね。
さて、乳酸は老廃物ではないことが分かってきました。
でも、乳酸が多く出る状況と疲労する状況が一致するのは経験的に正しいことです。
なので疲労の「目安」として乳酸を見ること自体は問題ないようです。
というのも乳酸が早くなくなるということはその他の物質も早くなくなるということだから。
なので、この話は
「うんちく」であって実用上はあまり気にしなくてもいいんじゃないの!?
というのがオチになりますね…
腰痛をお持ちの方なら椎間板ヘルニアという言葉を聞いたことがある人は多いでしょう。
これは椎間板の中央にあるゼリー状の「髄核」が、椎間板の繊維輪とよばる部分の裂け目から外に飛び出した状態のことをいいます。
そしてこの飛びだした髄核が近くの神経を圧迫して坐骨神経痛などの腰から足にかけての痛みを引き起こすと言われています。
でも、椎間板ヘルニアが腰痛や坐骨神経痛の原因であるという科学的根拠は乏しいというのが現実です。
いくつか例を挙げてみましょう。
ですので手術はよほどヘルニアの程度がひどくどうしようもない場合の最後の手段ぐらいに考えておいた方が良さそうです。
そもそも手術という手段は「何故椎間板ヘルニアになったのか?」という一番重要で根本的な原因がまったく考慮されていません。原因が分からないなら再発するのも当然ですよね。
また、自然治癒力にも限度があって削除された椎間板は完全に元には戻りません。
年を重ねたときにどんな影響が出てくるか分からないです。
特に椎間板は放っておいても年齢と共に水分が減少し薄くなっていきますから…
それよりも日頃の姿勢不良による椎間板や腰周辺の筋肉への負担をとってあげる事がなによりも体に優しく効果的ですよ。
椎間板に負担がかかり自然治癒力のカバーできる限度を超えるからヘルニアになる
↓
負担がかかるのは解剖学的に無理のある姿勢を長時間続けるから
↓
姿勢を変えていけば自然治癒力でカバーできる範囲の負担になる
と考えられるからです。
手術の前にまずは自分の日頃の姿勢と生活習慣を見直しましょう!
整形外科や接骨院などへ行くと牽引という治療は定番ですよね。
頸椎(首)の牽引と腰椎(腰)の牽引があります。僕も学生の頃よくお世話になりました。
ただ、引っぱられて良くなったことは一度もありません。悪くなったこともありませが…
患者さんと話をしていても牽引してもらってもなんともならないという人がほとんどです。
まぁ、そういう人が整体に来るので当然ではありますが・・・。
では、この牽引治療はどれほど効果的なものなのでしょうか?
そもそも牽引治療の理論ですが調べてみたかぎり
などいう感じの説明が多いです。
どこの筋肉がどうのストレッチされ骨はどう動いて・・・などという詳しい説明は見あたりません。
ただ、人間の背骨は緩やかなS字カーブを描くのが一番無理のない状態です。
牽引するとどう考えてもそのS字がまっすぐに伸ばされようとします。
まっすぐな背骨というのは背骨にとってかなり負担となる体勢です。
背骨がまっすぐにされると椎間板ももちろん圧迫されます。それもヘルニアが出やすい方向に・・・
これは背骨の形を見ればすぐ分かりますよ。牽引して腰椎の間隔を広げるとはとても思えません。
頸椎に関しても同じです。
ただ、背骨のS字カーブがあり過ぎで問題がある人にはひょっとすると効果があるかもしれません。
でもS字カーブが少ない人の場合は悪化するような気がします。
ちなみに腰痛や肩こりの人はこのS字カーブが少なくなっている人も多いです。
さらによく調べると実はどのような臨床試験においても牽引が腰痛に有効だという証拠は出ていないそうです。
アメリカなど海外でも牽引治療はほとんど行われていないという話もあります。
ここまでくると牽引治療の効果はかなり怪しいと考えて良いと思います。
これでもあなたは牽引治療を受けますか?
よく体操やストレッチなどで「腰をねじって・・・」といわれることがあります。
そういわれると骨盤や腰椎をねじるイメージで体をねじろうとする人がほとんどではないでしょうか?
でも、実は腰椎も骨盤もほとんどねじれません。
腰はねじれないのです!
その証拠に脇腹(骨盤の上に少しかかるぐらいのと位置)に両手を当てて体を捻ってみてください。
そんなに骨盤周辺は捻れていませんよね?
では、どこが動いて身体がねじれているのかというと股関節と胸椎です。
股関節は可動域が広いのでわかりやすいですね。
胸椎は肋骨が付いているからねじれないのでは?と思う人もいるかもしれません。
ても、実は肋骨は胸の前で軟骨でつながっているのでねじれる方向にはかなり自由に動きます。
まとめると、
からだをねじる・胴体を回転させるときに動くのは股関節と胸椎で、その間にある腰椎〜骨盤はほとんどねじれない
となります。
この理由は簡単で内臓がねじられないようにするためです。
身体をねじる度に内臓も同じようにねじられていては消化するのが大変ですよね?
大切な内臓をできるだけ変形させないように身体はできているわけです。
ですから、体をねじるときは股関節と胸を動かすイメージでねじらなければならないのです。
そう意識するだけで楽に大きく体をねじることができるようになります。
でも、多くの人は腰をねじろうとします。
もともとねじれにくい部分を無理矢理ねじろうとするんですから当然腰(腰椎・骨盤)にはすごく負担がかかりますよね。
そういう無理な負担が続くと腰痛や骨盤の歪みにつながってきます。
ですから身体によいと思ってやっている体操やストレッチも、動かす時の意識一つで見た目は同じでも一方は身体に効果的で、他方はカラダの歪みを増やすことになりかねません。
腰をねじるときはこれから股関節と胸をねじることを意識しましょう。決して「腰を回転させる」とは思ってはいけません。人間はロボットではないですからね。