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腰椎分離症で手術は必要か?

2週間ほど前、足がしびれて満足に歩くこともできない方がいらっしゃいました。

話を聞くと10年以上前に腰椎分離症と診断され手術を受けたそうです。

以前、記事にも書いたことがあるのですが分離症と腰痛には有意な因果関係はありません。

そもそも神経の圧迫で痛みやシビレが出るというのはおかしな話なんです。神経が本当のおかしくなった状態というのは麻痺です。

感覚が無くなったり力が全く入らない状態では神経が損傷していますからこれは本当に大変な事態で手術をする必要があります。

でも、そこまでの症状でない場合は例えレントゲンで分離症が見つかってもまずは他の原因を考えるべきです。この患者さんも結局手術をしたのに再び腰痛に。

さらに手術ではワイヤーで分離した骨をくっつけたそうなのですが、それも1〜2年ではずれてしまったそうです。

なんとも切ない話ですね・・・

この方の場合、いろいろ検査しても腰まわりの骨・関節に問題があるような症状は出ていません。

一番気になったのはお尻の筋肉がカチカチだということ。

お尻の筋肉にトリガーポイントとよばる固まった部分ができると、関連痛としてお尻〜ももの裏、場合によっては踵あたりまでしびれたような痛みがでる場合があります。

症状的にはそれが一番怪しいので、お尻・股関節まわりのトリガーポイント・硬直を弛めることを中心とした施術を行いました。

さすがに10年以上カチカチの筋肉はそう簡単に完全にはゆるんでくれませんでしたが、施術後はなんとか普通に歩けるレベルまでは回復しました。

普通の状態になるにはもう少し時間がかかりそうですが、今回の例では手術は必要ない症状だったと思います。

関節の手術を進められた場合、麻痺などあきらかに神経障害が出ていない限りは、まず筋肉の問題を取り除くようなセカンドオピニオンを検討することをお勧めします。

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