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からだは敏感ですか?

昔、試しに野菜しか食べない生活を半年ほど続けたことがあります。その間、肉・卵はもちろんパンやお菓子などの加工食品もできるだけ食べないように頑張ってみました。

そうすると、味覚がかなり敏感になります。

例えばコンビニ弁当は味が濃すぎて全く美味しく感じなくなったり、焼き芋を食べるとサツマイモの甘さが強烈に強く感じたり・・・といった感じです。

この経験を通して、僕たちは普段からかなり濃い味に慣れた生活をしていることを痛感しました。

これは何も味覚に限ったことではありません。

例えば、肩コリが酷くてカチカチの患者さん。

抑えると痛みを感じても良さそうなのに・・・

「何も感じない」

という方がたまにいらっしゃいます。

こういう方の場合、まずは触られて「痛い」と感じることになるのが最初のステップになります。

痛いのを治しに来たのに痛くなるなんて・・・

と思う人もいるかもしれませんが、刺激に対して適切に反応する体ってすごく大切なことです。

痛みを感じる=神経系が正常に働いている

ということですからね。

だから、痛みは嫌うモノではなく大切な体からの信号なんです。

暑い・寒いや空腹感なども大切な感覚です。

しかし、文明社会で生きていると「快適性」と引換にこういった苦しい感覚を感じなくてもよい機会が増えてきます。

そうすると体の感覚がドンドンと鈍くなっていき、強い刺激にしか反応しなくなってきます。

つまり大きな病気やケガをするまで体の不調が自覚できなくなるわけです。

「もっと早くに気づいていれば・・・」

と思ったことが一度や二度はある人が多いと思います。

 

こんな状況を見てると、みんなもっと敏感な体になれば医療費の削減になって社会も良くなるんじゃないかと思ったりもします。

「からだを敏感にする」

これがこれからの医療で重視すべき点になっていくのではないでしょうか?

というかそうなっていって欲しいものです。

現在の医療は痛み止めや薬で症状を抑えるという方法が主流ですが、これは思いっきり体を鈍感にする治療ですね。

もちろん、事故による外傷やウィルスなど、自分の力では治らない緊急事態な時は有効だし必要だと思います。

しかし、それ以外の病気や不調は本来なら自力で治せるはずなんですよね。そうしないと医療が未発達だった時代を生き残れていないはずですから。

よく「自然治癒力」なんていいますがそれは

「何としても生きる!」

っていう生命力に他ならないわけで誰の体にも備わっているものです。

ただその力以上に不摂生をしたり負荷をかけると体が耐えられなくなります。そうなる前に休もうと気づけるかどうかが敏感力の差になります。

ではどうやって敏感力を磨けばよいのでしょうか?

それは文明の快適さや多くの刺激をシャットアウトする時間を作ることだと思います。

お手軽なのは公園など静かな場所での散歩です。

静かな公園の中を、体の息づかいや足の裏から伝わる感覚、気温などを感じようと意識しながらゆっくり歩く

もちろん、音楽なんて聴いてちゃダメですし誰かと喋りながらもダメです。

自分の体と対話する時間と思って体の感覚に意識を集中するようにしましょう。

そうすると、今まで気づかなかったことに気づくようになりますよ。お試しあれ。

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