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痛みとは何か?そに2 痛みの2面性

このシリーズを書こうと思い立って記事を一つ投稿しただけで力尽きていましたが、これじゃいかんということで続きを書いていきます!

以前投稿した記事では、

神経そのものは痛みを感じない

圧迫されても痛みを感じない

ヘルニアで圧迫が痛みの原因である可能性は低い

というお話しをしました。

神経の圧迫が原因でないとすると何故痛みが生じるのでしょうか?

そのためには僕たちが当たり前のように使う「痛み」というものが何なのかを突き詰めて考えていく必要があります。

本気で痛みを突き詰め出すと単純な生理学だけでなく認知学や心理学まで考える必要があり正直大変です。

このブログは専門家向けに書いているわけではないので、厳密性には少し目をつぶって「だいたいこんな感じ」というイメージがつかめる程度の説明ですすめていきますね。

まず最初に知っておきたいことは痛みの二面性です。

なんのこっちゃ?

と思うかもしれませんが、簡単に言うと痛みを考える時には2つの要素から考える必要があるということです。

その要素とは

  1. 感覚
  2. 感情

です。

「感覚」というのはそのままですね。「痛い、冷たい、熱い、かゆい」などといった感覚の一つの種類としての「痛み」です。これが一般的にみんなが使う「痛み」ですね。

もう一つの「感情」というのは「喜び、怒り、悲しみ」といった心の動きによる痛みです。

例えば「怒りで痛みを忘れる」とか「病院に行った時に限って痛くない」とか誰にでも経験があると思います。これって「感覚」だけでは説明できません。心の動きが脳に痛みを感じさせたりさせなくなったりしているのです。

この2つをもう少し別の表現で書くと、

物理的な面と心理的な面の二つのが組み合わさって脳が痛みを認識する

とも言えます。

このことからも、

レントゲンやMRIで見える「形の問題」だけを追っていては痛みを解消できない場合がある

ということが理解できると思います。

もちろん骨折など物理的に明らかに壊れていればそれが痛みの原因であると判断できますが、何となく痛くなってきた…という場合は心理的な側面にも注意を向ける必要がでてきます。

ちなみに「痛みの2面性」というのは30年ぐらい前に国際疼痛学会ではじめて定義されたそうで、このとき中心となっていたのは精神科医らしいです。

では、次からはもう少し詳しく痛みを見ていきたいと思います。

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