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片足で立てない患者さん

今回は久しぶりに施術日誌です。

先日、腰痛で来た患者さんのお話しです。

前屈は大丈夫だけど体を反らせたり捻ったりすると痛みがでるという症状でした。

反らせるのがダメな時点で腹筋や大腰筋がトラブってるのかなと思いましたが、何気なく片足立ちしてもらうと全然立てない。

両足とも同じような状況で、体を左右に大きく傾けないと(45°ぐらいは傾いてました)立てません。

どういう感じか聞いてみると、

「痛いわけでは無いけど立とうとすると勝手にそうなる」

ということでした。

片足でまっすぐに立てないのは中臀筋・小殿筋が筋力を出せていないからです。また、この筋肉にあるトリガーポイントが活性化しても、腰に痛みを送ります。

ということで、殿筋と大腰筋、腹筋を中心に施術させていただきました。

筋肉の状態は大腰筋が一番悪く、この影響で殿筋たちも筋力が出ない状態になっていたようです。

それにくわえてガチガチの肩甲骨も調整。このあたりも腰には効いてきますからね。

 

施術後は反らすとまだ痛みが少し残っていましたが捻る動きはOK。

それよりも劇的だったのは片足でまっすぐ立てるようになった点。

「あ、さっきより立ちやすいですね」

と本人のリアクションは少なかったですが(苦笑)さっきとは大違いです。写真を撮っておけばもう少し感動してくれたかも(笑)

後は大腰筋のケアを中心に説明して施術終了でした。

 

ちょっとオマケの話ですが、歩行というのは片足立ちを交互にくり返す状態になります。

ですので、今回の患者さんのように中臀筋・小殿筋が筋力低下して片足でまっすぐ立てない状態では教科書的な歩行はできません。

ではどうしているかというと、左右に上半身を揺らせながら歩くことで筋力不足を補うように自動的に調整します。

外から見ると肩を左右に揺らしながら歩いているように見えますが、本人はそれが普通なのでまったく気づきません。

人間の適応力ってすごいですね〜。

もっとも、これが仇となって重症になるまで気づかないことも多いので困ったものです。

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