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ままごとキッチン製作日誌〜企画・設計編

先日(といっても結構前ですが)、娘の誕生日がありました。誕生日というと何をプレゼントするか悩みますよね。
ウチの娘を観察していると、どうやらままごと遊びが好きなようなので

「ままごとキッチンをプレゼントしてあげよう」

となったまでは良かったのですが・・・
なかなか欲しい仕様のキッチンが売ってません。
そして、「これならいいかな」と思えるものはお値段がとっても高い・・・

ままごとキッチンってよ〜く見ると四角い板を貼り合わせただけで構造はそれほど複雑ではなさそうです。
だからでしょうか、ネットで調べると自作している方の記事もたくさん発見できました。
そうなるとモノづくり大好きの血が騒ぎます(笑)

「いっちょ、自作してみるか!」

ということで、久しぶりに木工を頑張りました。
せっかくなので製作過程と必要な道具などをブログ記事にまとめようと思います。もし自作したい方がいらっしゃったら参考にしてください。

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完成品のはこちら

まず、今回の完成品の写真をどうぞ。

kitchen-1全体の様子

kitchen-2オーブン(パン入り)

kitchen-detail-1オーブン内(天板なし)

kitchen-detail-7オーブン(天板あり)

kitchen-detail-4オーブン扉

kitchen-detail-3右扉

kitchen-detail-2右扉内

kitchen-detail-5コンロスイッチ

kitchen-detail-6シンク

絶対に入れたかった仕様は次に2つです。

  • 回すとカチカチ音がするコンロスイッチ。
  • 天板を挿入できるオーブン。
    ※我が家はパンをよく焼き、娘もそれを見ているので真似できるようにしたかったです。

その他のこだわりポイントは次の2つですね。

  • ビス頭ができるだけ見えないようにする
  • 触る所は温かみのある集成材にする

キッチンの基本設計

キッチンの形状はシンプルに四角の組合せなので板を貼り合わせるだけでよいです。ですので完全にゼロから作ってもよいのですが、今回は精度と行程省略とコストダウンを狙ってカラーボックスをベースとして使うことにしました。

そうと決まるとカラーボックスの大きさがわからないことには設計が進みません。ホームセンターに現物を確認しにいくと面白い物を見つけました。

kitchen-3

これはカラーボックスに仕切り板を追加できる商品です。サイズがカラーボックスにピッタリなので加工不要。さらに仕切り板が2枚ついているので、1枚をオーブンの底、もう1枚を天板とすれば理想のオーブンが簡単に実現できそうです。ネックだったのはカラーボックスより値段が高いことでしたが、加工の手間や板材を別途購入することを考えるとよいと判断しました。これでこだわりポイントのオーブンの天板はあっさり解決。

カラーボックスも1個買ってきて大きさを採寸、それをもとにラフスケッチと大まかな構造を考えます。最初はこんな感じでした。

kitchen-drawing-1

実はこれはカラーボックスを2個使い、1個はベースとしてそのまま組み立て、もう1個は切断して扉や他のパーツに使うという設計でした。こうすると材料費がとても安く済みます♪

しかし、これは嫁さんから「せっかく作るなら合板より集成材の方がいい!」という意見が出たのであえなく却下。確かに合板は安っぽいし温かみもありません。そこで再びホームセンターへ行き、パイン材のサイズを何種類かチェックしました。それをもとに先ほどの寸法をベースにして板の切り出し方を検討し、最終的には次のようになりました。

kitchen-drawing-3

図面には書いてませんが、切れ端の木材もオーブン扉のヒンジを固定する部材などに使っています。

注意点としては、この寸法は僕が購入したカラーボックス(カーマで購入)に合わせてあります。実際にはカラーボックスのサイズはメーカーによって微妙に違うので図面の寸法も変わってきます。もしこの図面を利用するなら注意して下さいね。

今思うと「あーすれば良かった」という点が幾つもあるのですが、一番後悔している点は側面板の木目方向です。上の図面の切り出し方では下の写真のように横目になってしまうんですね。

kitchen-mokume

見た目がイマイチなのと強度的に少し不安がのこります。これはパイン材の長さが足らなかったので仕方ないのですが、今思えばもう少しお金をだして大きなパイン材にすればよかったなと思います。

詳細部の設計と材料の購入

大まかにはできたので、次は細かい部分を考えていきます。

部材の接合方法

まず、各部材の接合ですが、強度が必要な所・見えないところは木ねじやコーススレッドネジ、他は木製ダボで接合しています。

具体的には、天板の上にのる棚の組み立てと前面のコンロパネルをカラーボックスへ固定するのにダボを使っています。棚と天板、天板とカラーボックスの固定はコーススレッドネジです。

ダボ接合について

今回は「できるだけビス頭を見せたくない!」というこだわりのためにダボ接合に初挑戦しましたが、シロウト作業で精度よく作るのは大変だと感じました。ビスの頭が見えても気にならないなら木ねじやコーススレッドネジで固定してしまうと作業がとても楽になると思います。

使ったダボはΦ6mm。その理由はカラーボックスの板厚が12mm程度だったからです。そして穴開けは6mmのドリルで。
ダボの説明については下記のサイトを参考にしました。

締結材料(木ダボ)

木ねじ・コーススレッドネジについて

天板とカラーボックスの固定、棚部分と天板の固定はコーススレッドネジを使っています。先ほどダボで紹介したサイトでは木ねじの解説もあり(締結材料(ネジと釘))参考にさせてもらいました。
このサイトでは「コーススレッドネジはインパクトドライバーでないとねじ込みにくい」と書いてあったのですがホームセンターでコーススレッドネジが激安だったので買っちゃいました。木材が軟らかかったからか、ウチの普通の電動ドライバーでも問題無くねじ込むことができました。

いわゆる普通の木ねじはオーブンの窓や、各ヒンジの固定などに使っています。ここはビス頭が見えるのですが妥協しました。

左側のドア

これは切り出した板に取っ手とヒンジをつけるだけ。特に何も加工していません。

オーブンのドア

これは4枚の板をダボでつないで作ります。四角い板に四角い穴を空けるというのも検討しましたが、穴開けが大変なのと切り口をキレイにするのは大変ということで却下。材料を図面のように切り出すと、もともとの板材についてる面取りを上手く利用できます。
ただ、ダボでつなぎ合わせるときにキレイに平面にすることができず、若干捻れ気味のドアになってしまいました。ダボの位置決めをする方法をもっと工夫する必要がありますね。このあたりは答えが出ていないので、もし実際に作る型は知恵を絞ってみて下さい。

ドアのヒンジ

オーブンのドアはいわゆる普通のヒンジにしたのですが、右側の扉は少しこだわってスライドヒンジを使っています。
普通のスライドヒンジは板を彫り込まないとダメなので大変なのですが、たまたまホームセンターで彫り込み不要のスライドヒンジが売っていたので買ってしまいました。この方が外からヒンジが見えないのでスッキリしていい感じです。お値段は1個500円ほどするので安くすませるなら普通のヒンジで全然よいと思います。

オーブンの窓

これは透明な板なら何でもよかったので、100円ショップで透明の下敷きを購入。やすく済みました。カッターでカットして木ねじで扉に固定します。

キャッチマグネット

扉を閉めたときに固定するために使います。普通のマグネットです。コスト重視で選びました。右の扉の方はカラーボックスにねじ止めするだけでだったので特に問題ありませんでしが、オーブンの方は困りました。
何とかなるだろうと完成直前まで取付方法を考えてなかったのですが、実際にやろうとするとコンロのカチカチ機構(次で紹介)がじゃましてうまく取り付けられず苦労しました。最初からよく考えておくべきでしたね。これは製作工程でまた説明したいと思います。

コンロのスイッチ

こいつが材料探しと機構設計に一番苦労しました。ネットで探すとペットボトルを切って短冊を作りカチカチを実装するタイプをよく見かけたので、最初はそうしようと思っていました。しかし、もっと調べるとどうやら100円ショップにちょうどよいおもちゃが売っているという情報をゲット。それがこれです。

kitchen-4

柄の部分を握って回すとカチカチ音がするおもちゃです。こんなので子供が喜ぶのかわかりませんが、こいつをそのまま使えばカチカチ機構を簡単に実現できそうです。それに何といっても安い(笑)
ただ一つ注意点は精度が悪いということ。歯車の軸に柄が接着されているのですが、たまにかなり傾いて接着されているものがあります。購入するときはなるべくまっすぐに取り付けられているものを選びましょう。僕は1個どうしても斜めすぎで使えず買い直しました。まぁ、安いので良いのですが。

コンロのつまみはカットされて売っている丸板を使っています。半分に切ったものをつけることでつまみの形になります。

シンク

シンクは家に余っていた不要なボールをつかっています。なんでもよいですが多分四角の方が天板の穴開け加工が楽になると思います。

必要な工具

最低限必要な道具

僕の家にあった道具はこれぐらいです。

  • 電動ドライバードリル
    手作業ではとても疲れます。1台あると何かと便利なのでこれを機に購入しましょう(笑)たまにしか使わないなら充電式よりコンセント式がオススメ。
  • ドリルの刃
    6mm、4mmを主に使っています。これが買うと高い。
  • プラスチックハンマー
    ダボ接合で叩くのにのに使います。
  • ペーパーやすりホルダ
  • ペーパーやすり
    100〜250番をつかいました。
  • 木工用ボンド
  • 木工金やすり
    100円ショップで買ったやすいやつを使いました。
  • のこぎり

実際にはこの道具だけでは製作はとても大変だと思います。特にドリルでの穴開けはボール盤が欲しい場面が多くなると思います。

できるだけホームセンターのサービスを利用するべし

今回はジャンボエンチョーというホームセンターの工作室を最大限活用させてもらいました。無料でボール盤や糸鋸などを使えるすばらしい所です。

板のカットはほぼ全てカットサービスを使っています。これはどこのホームセンターでもやってくれると思うのですが、精度良くカットできるのでオススメ。

天板の穴開けは工作室の糸鋸とジグソーを使いました。これを手作業でやっていたらと思うと恐ろしいですね。

あとコンロのスイッチ部分の工作でΦ20mmの穴を空けたかったのですが、それも工作室でやりました。自分でΦ20のドリルの刃を買うと結構な値段なので助かりました。

ぜひ、このような工作室があるホームセンターを探しましょう。ない場合は、特に天板の穴開けでかなり苦労すると思います。

 

これで準備はほぼ完了。あとは作るのみ!
次回は実際の製作編です!

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コメント

  1. こんにちは。
    素敵なキッチンですね!(●´ω`●)
    我が家もキッチン作成を考えているのですが、コンロのつまみのおもちゃはどこで購入されましたか???
    出来れば教えて頂きたいですー(´×ω×`)
    あちこち探しているのですが、見つからず、名前も分からないので困っています( ˃̣̣̥ω˂̣̣̥ )

  2. りおママさん、コメントありがとうございます。
    コンロのつまみのおもちゃはダイソーのおもちゃコーナで購入しました。
    名前は忘れましたが、回すとパチパチ音がする幼児用のおもちゃです。
    今も販売されているかどうかわかりませんが、できるだ大きいダイソーに行った方が良いと思います。

  3. ありがとうございます!
    探してみます!(●´ω`●)

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